映画やドラマ、アニメなどが月額定額で見放題の動画配信サービス。
安い料金で多くの動画作品を視聴できるため、現在利用している方・これから利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
動画配信サービスはPC(パソコン)やスマホ(スマートフォン)など様々なデバイスで動画視聴することができます。
今回はその中でもテレビでの視聴について焦点をあてていきます!
映画やドラマなどを見るなら「なるべく大きな画面で楽しみたい!」と思いますよね!
テレビの大画面なら家族や友人と一緒に楽しむことだって可能です!
しかし、テレビでの視聴に関してはPC(パソコン)やスマホ(スマートフォン)に比べて、「テレビでも見れるの?」、「動画配信サービスをテレビで利用するにはどうしたらいいの?」といった声も聞かれます。
そんな声にお応えできるよう、当ページではテレビに対応している動画配信サービスとその方法について解説していきます!
目次
動画配信サービスをテレビで見る3つの方法

動画配信サービスをテレビで見る方法について、ここでは3つ解説していきます。
なお、動画配信サービスを視聴するためには、インターネットの通信環境が必要です。
- スマートテレビで視聴する
- メディアストリーミング端末を利用する
- ゲーム機を利用する
※別途、インターネット環境が必要です。
まず1点目は、スマートテレビ。
スマートテレビにはインターネット機能がついているため、お持ちであればメディアストリーミング端末やゲーム機は必要ありません。
もしスマートテレビをお持ちでなければ、メディアストリーミング端末またはゲーム機を利用するかたちとなります。
なお、お持ちのデバイスや機種によって対応している動画配信サービスは異なりますので、併せて確認しておきましょう。

また、今後テレビの買い替えを予定しているのであれば、その際にスマートテレビのご購入を検討するのもよいでしょう。
スマートテレビ(Smart TV)で視聴する
スマートテレビ(Smart TV)とは
スマートテレビ(Smart TV)とは、インターネットに接続でき、機能拡張が可能なテレビのことです。
スマートフォン(Smart Phone)が従来の通話機能にインターネット機能や様々な機能が追加されているように、スマートテレビも今後機能が追加され、一層便利なものへと進化していくものと思われます。
Android TVなどスマートテレビの認知も高まってきており、「使っているテレビはスマートテレビだよ」という方もいらっしゃるかもしれません。
ご自宅のテレビがスマートテレビということであれば、追加機器は必要なく動画配信サービスの動画を見放題で楽しむことが可能です。
インターネットに接続していればリモコン操作で簡単に視聴できます。
なお、当サイトご紹介の動画配信サービスのうち、機種によって異なりますがスマートテレビに対応しているサービスは以下となります。
- Amazonプライムビデオ
- Hulu
- U-NEXT
- dTV
- dアニメストア
- ビデオパス
- FODプレミアム
- TSUTAYA TV
- DAZN(ダゾーン)
- DMM/FANZA見放題chライト
スマートテレビの製造メーカーと搭載OS
スマートテレビは、大手メーカー各社などを中心に販売されています。
最近では、動画配信サービスのアプリがプリインストールされているケースも多く、動画配信サービスを視聴することがスマートテレビの楽しみの1つとして定着しつつあるようです。
下記は2019年12月現在で発売されている代表的なスマートテレビのメーカーと機種になります。
メーカー | 機種 | 搭載OS |
---|---|---|
ソニー | ブラビア | Android |
パナソニック | ビエラ | ビエラの独自OS |
シャープ | アクオス | Android |
東芝 | レグザ | Android |
LG | LGスマートテレビ | Web OS |
なお、通常のテレビに関してはサイズや画質といったハード面を重視して検討されるかと思いますが、スマートテレビではそれに加えて搭載しているOSも重要になります。
スマホ(スマートフォン)でも多く利用されているAndroidの搭載機種であれば、多くの動画配信サービスのアプリやその他アプリも利用できるものが多くなっています。
他のOSだとアプリの数も少なかったりするので、スマートテレビを最大限楽しむなら、現段階でおすすめはAndroid搭載のスマートテレビということになるでしょう。
もし、これからスマートテレビの購入を考えている方は、メーカーだけでなく搭載のOSについても併せて検討しましょう。
メディアストリーミング端末を使って視聴する
メディアストリーミング端末とは
メディアストリーミング端末とは、テレビで動画コンテンツの視聴やゲームアプリを楽しんだり、スマホ(スマートフォン)・パソコンなどの画面をテレビ画面に映したりすることができる端末のことです。
- Prime VideoやHulu、U-NEXT、Youtubeなどの動画視聴
- ゲームアプリの利用
- スマホやパソコンなどの画面をテレビに反映(ミラーリング)
メディアストリーミング端末の接続端末をテレビのHDMI端子に差し込み、簡単な設定を行うだけで利用を始められます。
メディアストリーミング端末も複数の種類が販売されていますが、ここでは人気のAmazonのFireTV、GoogleのChromecast、AppleのAppleTVの3つをご紹介します。
その前にメディアストリーミング端末は「HDMI端末に差し込む接続機器」や「リモコンの有無」など、タイプが異なります。
まずは「HDMI端末に差し込む接続機器」ですが、「スティック型」か「ボックス型」かに分かれます。
「スティック型」は小さくそのままテレビのHDMI端子に差し込むためスペースをとりませんが、「ボックス型」は置くスペースがわずかですが必要です。
また、基本的に「ボックス型」のほうが高性能となっており料金も高めの設定となっています。
- スティック型・・スティック型の小さいタイプでをテレビのHDMI端子に接続
- ボックス型・・スティック型に比べ高性能で料金も高め。置くスペースが必要
また、リモコンの有無など操作方法の違いもあり、「キャスト専用タイプ」と「アプリケーションタイプ」に分かれます。
「キャスト専用タイプ」はリモコンがなく、スマホやパソコンで操作するため、スマホやパソコンがない場合は利用ができません。
- キャスト専用タイプ・・スマホやパソコンを利用して操作するタイプでChromecastが該当
- アプリケーションタイプ・・スマホやパソコンが必要なく、付属のリモコンで操作を行うタイプ
メーカー | タイプ | 形状 |
---|---|---|
Fire TV Stick | アプリケーションタイプ | スティック |
Fire TV Stick 4K | アプリケーションタイプ | スティック |
Fire TV Cube | アプリケーションタイプ | ボックス |
Chromecast | キャスト専用タイプ | スティック |
Chromecast Ultra | キャスト専用タイプ | スティック |
Apple TV | アプリケーションタイプ | ボックス |
以降では、それぞれのメディアストリーミング端末について解説していきます。
Fire TV Stick / Fire TV Stick 4K / Fire TV Cube

Fire TVシリーズはAmazonが販売しているメディアストリーミング端末になります。
Fire TV Stick / Fire TV Stick 4Kは「スティック型」となっており、Fire TV Cubeは「ボックス型」となっています。
Fire TV Stick / Fire TV Stick 4K
Fire TV Stick / Fire TV Stick 4KはスティックをテレビのHDMI端子に接続し、リモコン操作して動画やゲームを楽しんだり、スマホ画面などをミラーリングすることが可能です。
Amazonのメディアストリーミング端末なので、やはりプライムビデオとの相性がよく使い勝手も考慮されています。
もちろん、プライムビデオ以外の動画配信サービスも利用できるものが多く、料金も安くお手頃です。
なお、Fire TV StickとFire TV Stick 4Kの大きな違いは画質です。
Fire TV Stick 4Kは4K、HDRに対応しているため、一層動画をきれいな画質で楽しむことが可能です。
Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K | |
---|---|---|
料金 | 4,980円 | 6,980円 |
対応画質 | 最大1080p | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、 Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
HDR | なし | あり |
接続端末 | スティック型 | スティック型 |
タイプ | アプリケーションタイプ 専用リモコンあり | アプリケーションタイプ 専用リモコンあり |
ストレージ | 8GB | 8GB |
ミラーリング | 可能 | 可能 |
音声認識 | Alexa(アレクサ) | Alexa(アレクサ) |
Fire TV Cube
できることはFire TV Stickと大きくは変わりませんが、スピーカーが付いていたり、処理能力やストレージなどFire TV Stickと比較してハイスペックとなっています。
そのため、動画配信サービスの視聴はもちろんですが、テレビでゲームをとことん楽しみたいといった方などに特におすすめと言えるでしょう。
なお、テレビとの接続のため、別途HDMIケーブルが必要となります。
Chromecast / Chromecast Ultra

Chromecast / Chromecast Ultraは、Googleが販売するスティック型のメディアストリーミング端末です。
テレビのHDMI端末に差し込み接続しますが、他のメディアストリーミング端末と違い、リモコンがありません。
操作にはリモコン代わりに、パソコンまたはスマホなどのモバイル端末を利用します。
ChromecastとChromecast Ultraの違いは、処理性能や画質が4Kまで対応しているなどChromecast Ultraのほうが性能がパワーアップしています。
また、よりダイナミックに光の表現ができるHDR機能も備えているなど、Chromecast Ultraはより一層テレビで楽しむことが可能となっています。
Chromecast | Chromecast UltraK | |
---|---|---|
料金 | 5,072円 | 9,900円 |
対応画質 | フルHD(最大1080p) | 4K Ultra HD、HDR、60fps |
HDR | なし | あり |
接続端末 | スティック型 | スティック型 |
タイプ | キャスト専用タイプ 専用リモコンなし | キャスト専用タイプ 専用リモコンなし |
ミラーリング | 可能 | 可能 |
Apple TV HD / Apple TV 4K

Apple TV HD / Apple TV 4Kは、Appleが販売するボックス型のメディアストリーミング端末です。
HDMI ケーブルを利用してApple TV HD / Apple TV 4KとテレビのHDMI端末に差し込んで接続します。
Fire TV StickやChromecastでもiphone/iPadに接続できるのですが、iTunesの音楽や映画、ゲームがApple TVのみになります。
iTunesのアプリをテレビで楽しみたい場合は、Apple TV HD / Apple TV 4Kを利用しましょう。
なお、リモコンにはSiriも搭載されているので音声で操作することが可能です。
Apple TV HD | Apple TV 4K | |
---|---|---|
料金 | 15,958円 | 22,018円(64GB) |
対応画質 | 最大1080p | 2160p Dolby Vision、HDR10 |
HDR | なし | あり |
接続端末 | ボックス型 | ボックス型 |
タイプ | アプリケーションタイプ 専用リモコンあり | アプリケーションタイプ 専用リモコンあり |
ストレージ | 32GB | 32GB/64GB |
ミラーリング | 可能 | 可能 |
音声認識 | siri | siri |
ゲーム機を使って視聴する
スマートテレビやメディアストリーミング端末をお持ちでなくても、対応のゲーム機があればテレビに接続して動画を楽しむことが可能です。
ゲームが好きな方も多いので、持っているという方も多いかもしれませんね。
ここではPS4、PS3、PS Vita、Wii、DS3についてご紹介します。
ただし、全体的に対応している動画配信サービスは少ない状況ですので、利用したい動画配信サービスが別にある場合は、メディアストリーミング端末なども検討するのもよいでしょう。
ゲーム機 | 動画配信サービス |
---|---|
PS4(プレイステーション4) | Hulu U-NEXT Amazonプライムビデオ DMM/FANZA見放題chライト |
PS3(プレイステーション3) | Hulu Amazonプライムビデオ |
PS Vita(プレイステーションVita) | Hulu |
Wii | Hulu Amazonプライムビデオ |
DS3 | Hulu |